ゴールデン オープンアクリリックスを試す

夏にお伺いしたターナーさんから新商品のサンプルを頂いていたのをようやく試し塗り。
もともとゴールデンアクリリックスはよく使っている方なので、どのような違いがあるのか気になっていたのでした。

ターナー:ゴールデン オープンアクリリックス
http://www.turner.co.jp/art/goldenopen/



サンプルには全色の表と三色のチューブが入っています。この絵の具の特徴であるアクリル絵の具なのに乾燥が遅いというところとゴールデンの発色の良さを確認してみたいと思い、試し塗り。





今回は画用紙なので、十分な水の量で描いてみました。チューブから出して気付いたのは、絵の具がさらっとしている点です。出してそのままでも使いやすい感じで濃淡を付けた絵作りにも生かせる気がします。
当然ながら紙に薄く使うと乾燥は早いですが、それでもグラデーションやにじみも良い。


パレット上の濃い絵の具は乾燥せずにかなり長持ちしています。これだけ持つなら紙パレットを使わなくてもいいので経済的ですね。


私はすでにゴールデンをたくさん購入しているので、さらに買うほど使うかな…と思っていましたが、扱いやすいのでもう少し買い足したいなと思えるものでした。また、圧塗りで後から引っ掻いたりして描くのにも使えて表現の幅も広がります。
発色については、他の色も試さないとわかりませんがメディウムが混ざっているようなものだと考えると若干は落ち着いた発色かもしれません。(使った色に関しては満足しています。)


結論としては、すでにゴールデンを使っている方でも試す価値はあるのではないでしょうか。また、ゴールデンを使った事の無い方でも何色か購入して表現に合わせて使ってみるのも面白いと思います。