小学生コース作品 「ふくろう」紙版画 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 7月 10, 2014 小学生コース6年生の作品。紙を使った版画で多色刷りを行っています。 ふくろうの造形も見事ですが、色彩も深みがあってすばらしいですね。絵具の滲みなどで樹皮や羽根の質感が表現されています。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
京都市立美術工芸高校への名称変更と合格者作品 2月 26, 2023 教室から近い場所にあった銅蛇美術工芸高校も2023年度より移転します。名称も「京都市立美術工芸高等学校」へと変わり新しい場所でスタートすることになります。今年の新入生はその第1期生となりますね。合格おめでとうございます! さて今回の入試内容はデッサンでは「たわし」、色彩では「しいたけ」という今までとは少し変わったモチーフの出題となりましたが受験された方はいかがでしたでしょうか。 色彩ではテーマが「喜び」となっており、描くモチーフを使ってリズムをつけたり、キャラクターの表情でテーマを感じさせる工夫があるといいでしょう。もちろん色彩も賑やかな雰囲気を出したいところですがあまり派手な色ばかりではまとまりのない絵になります。混色をしっかりして手早く仕上げる練習をしておきましょう。 上の合格者作品のほか教室では「京都市立美術工芸高校」を目指して勉強する中学生も多数在籍しています。ぜひ無料体験などを通して当教室のユニークな環境を見ていただきたいと思います。 続きを読む
京都の美術系高校入試でまず考えておくべきこと 2月 26, 2015 今年も美術系高校へたくさんの合格者が出ました。受験された受講生のみなさんと保護者の方はお疲れ様でした。 高校受験を考えておられる2年生は、いよいよ受験の年となりますね。 京都の美術系高校は、志望校や併願はどうしたらいいか、よく相談されるのでここでも少し解説しておきたいと思います。 続きを読む
デッサンを勉強するために知っておくべきこと1 7月 26, 2009 一般的にデッサンというと鉛筆や木炭などのモノトーンの画像を使って、絵の対象物(モチーフ)を描くことを言いますが、関西での殆どの芸術大学の主流が「卓上デッサン」と言われる鉛筆による細密描写ということになります。 そこで初心者の方のための"鉛筆を画材として使う上で知っておくべき事"を簡単にまとめてみました。 鉛筆は"黒さ"ではなく"硬さ"によって違いが出る 鉛筆には様々な種類のものがあるのはご存知だと思いますが、主にこれは絵画的用途にどんどん種類が増えています。最近になって10Bや10Hなんて物まで(10Hとか硬くて刺さるんじゃないか?)出てきました。でもこれからデッサンを勉強したいという方なら、バラ売りのものをいくつか選んで購入すれば良いでしょう。 ハイユニアートセット ←10B〜10Hまで揃えたいという方はどうぞ。 鉛筆にはBや2Bといった記号が付いていますが、これが鉛筆の"硬さ"を表しています。 B=Black(黒い)、H=Hard(固い)という意味で、HBはその中間ということになります。Fというのもありますがこれは主に筆記用に用いられることが多いですがFirmの略(これについては諸説あるようですが、現時点ではこれが公式に認められているようです。FineだとかFeminineだとか色々…戦争で資料が紛失されたと聞いた事があります。)で"しっかりした"とか言う意味だそうです。 これを順番に並べると 硬い←4H、3H、2H、H、F、HB、B、2B、3B、4B→黒い となり、記号の前の数字が増えると硬さもあがっていきます。10Bなどもありますが、まずは4H〜4Bまでくらいあれば困る事はないでしょう。それぞれ2~3本くらいを購入しておけば尚良いです。 ここで鉛筆の"黒さ"について考えるとHの鉛筆が"硬さ"として扱われていることからもわかる様にBは黒い=柔らかいということになります。画用紙はその表面がざらついていて、非常にたくさんの凹凸を持っています。(下図参照)鉛筆はペンなどと違って染料を用いる訳でもないのでその表面に鉛の粉をこすりつけているにすぎません。 結果として柔らかい鉛筆は紙の表面により多くの鉛を残してくれるし、逆に硬い鉛筆... 続きを読む